就活の思い出～人はなぜ働くのか～

こんにちは。アイティメディア採用チームのタカハシです。

就活の思い出を語っていきたいのですが、
正直なところ、新卒での就活をほとんどしていないので、
語れることがあまりないんです。

なぜ就活ができなかったか、今考えてみると、
「なんで仕事しないといけないのかな？」という、
その時は答えられない疑問を持ってしまっていたからのような
気がします。

「いやいや、働かないと生きていけないじゃない！」が
当たり前の反応だと思います。
でも、いくら説明会に出席しても、ESを書こうとしても、
なんでこれをやるのかな？　この先に何が待っているのかな？　と納得できず、
結局大学を卒業した後、すぐにきちんとした就職はせず、
職業訓練のような場所に通うことになりました。

いま、改めてその時の自分に何か言えることはあるかな？　
と考えてみたのですが、
「仕事、意外と楽しかったよ」
「働いてみると、分からなかったことがたくさん分かるよ」
の2つでしょうか。

仕事は楽しいです。
もちろん、全力以上の力で頑張るときや、
忙しくて残業になってしまうとき、
間違いをして注意されるときは、楽しくないです笑
それでも、たまに「あっ、ここで頑張ってよかった」
「諦めないで考えてよかった」と感じて、
「妥協しないでやれた自分、すごいんじゃないかな？」と
ちょっとだけ思える時があります。

そういうとき、仕事って楽しいなという気持ちになります。

そして、働いてみることで、
自分が活躍できる場所や、大切にしたいもの、
自分にどういう生き方が合っているか、
そもそも問いとして認識できていなかったような、
大切なことが分かるようになりました。

これは、変わっていくものでもあるので、
どこか先のところで、違う答えが出るかもしれないのですが、
少なくとも私は、働くことではじめて、
自分のことが分かりました。

この2つのことが、私はいまのところ、
最重要な「生きていくため」以外の
働く意味なんじゃないかなって思っています。

「なんで就活しなきゃいけないんだろう……」と思っている
どなたかの参考になれば、うれしいです。